極蛮神戦に挑みたい
FF14を初めてひと月頃、初めて挑んだ極蛮神は「極シヴァ」であった。
難易度Exstreamというくらいだから一回くらい負けるかもな~難しいのかもな~くらいの気持ちでコンテンツファインダーで挑んだところ、初っ端の会話は次の様であった。
Aさん:マクロあるかたいます~?
Bさん: ST
Bさん: MT
Bさん:H1 D1 D2 H2
Bさん: D3
Bさん: D4
Cさん:タンクさん、杖スイッチよろ
Dさん:D2行きます
Gさん:じゃあD4で
Cさん:頭割り注意で
Eさん:おけ
……
!?
えらいこっちゃ。使われてる単語の意味が一つも分からない。
数字の数からすると、最初の謎の十字架らしきものはPTのロールを表しているに違いない。
とするとHはHealerのHだな、とあたりをつけ、「H2を担当します!」などと発言。
あとで分かったことだが、これはアイシクルストームからヘイルストームにつながる全体攻撃の際の回避地点を事前に打ち合わせるもので、担当とかそういものじゃなかった。
知ったかぶりをしつつ、戦闘開始。ぎこちない初心者移動でうろうろしていたが、案の定、3分もしないうちに2回くらい落ちる。
その後ベテランさんが「ギミックが分からない方いる?」と非常に丁寧に説明をしてくれた。
FF14ではこのように初心者へ手助けをしてくれるプレイヤーを、通称「ヒカセン」と呼ぶそうだ。「光の戦士の先輩」という意味だろうか。
結局その日は極シヴァ討滅戦を攻略することはできなかったが、優しいヒカセンのおかげで、ゲームを楽しむことができた。あの時は本当にありがとうございました。
上記の経験があったおかげで、しばらく極蛮神戦は触れないでいたが、ここにきて挑戦したい気持ちが再び強まってきた。
パーティ募集機能を使って初心者向け極蛮神メンバーを募集
そこで思いついたのは、「PT募集」機能を使って、自分と同じような初心者さんを集めて挑戦してはどうかということだ。
結論から言うと、この方法で挑戦する極蛮神戦は本当に楽しかった。同じような境遇の方がいらっしゃったら是非チャレンジしていただきたいと思う。
パーティ募集の方法
メニューからパーティ募集を開くと次のような画面が表示される。
自分が主催となってパーティ募集を行いたい場合、画面左下の「パーティ募集の登録」を選択する。
今回は下記のようなパーティ募集を行った。
【初見・初心者で行こう!】と銘打った。
本当にこれでみんながパーティに参加してくれるだろうか…。
心配していると、掲示板の募集を見たプレイヤーさんたちが順番にパーティに加わってくれていく。
8人集まるまでに、新生エオルゼアの極蛮神戦だと、おおよそ20分ほどかかる。一人ずつプレイヤーが参加していく様子は、緊張感があってとてもわくわくした。
パーティ募集機能の注意点
この時間はコンテンツファインダーを利用した時と同様、ギャザラーやクラフターへチェンジして時間をつぶすこともできる。一方で、ジョブチェンジには注意が必要だ。
というのも、パーティのロール枠の充足状況が、参加したプレイヤーの応募時の初期ジョブによって、判定されているようだからだ。
例えば、タンクジョブが2名参加すると、募集ロールのうち、タンク2名分は募集終了したことにされる。その後、やっぱりDPSがやりたいなと思ってジョブを変えたとしても、タンクの募集は既に終わっているので、引き続き残りのDPSとヒーラーが募集されてしまう。
結果として、8人そろった際のロールがタンク1人、ヒーラー2人、DPS5人といったバランスになることもある。
こういった場合はPT内で声を掛け合うと、苦手なロールを教えてくれたり、できる人がジョブを変えてくれたりする。ヒカセンの皆さんは本当に優しい。
また、8人が集合したあと、事情があって誰かが抜けても、パーティ募集は再開されない。そのため、もう一度同じ内容で再募集をかける必要がある。
最初これに気づかず、一人抜けてしまったあと、なかなか他のメンバーが加わってくれず、何分もメンバーを待たせてしまった。うち、一人が気が付いて募集が止まっていることを教えてくれたが、気が付かなければもっと皆を待たせてしまっていたかもしれない。
初心者パーティだと、キーボードが無かったり、チャットが苦手という人も多いと思われる。レディチェックなどを使って確認しながら進めるのも手だ。
パーティ募集は初心者にこそおすすめ
いくつかこうしたミスをおかしてしまったものの、「初心者」のパーティ募集のおかげか、集まったメンバーが丁寧に対応を教えてくれた。
コンテンツが進んでくると、「~のジョブをやってみたい」「写真を撮ろう」など自然な声かけも生まれてきて、一緒にプレイに慣れていく一体感を感じることができる。
趣旨を合わせたパーティ募集は、本当に面白い出会いを生んでくれるので、エオルゼアを始めたばかりのプライヤーにもぜひおすすめしたいと思います。
そして早速、初心者の鬼門と勝手に思っている、極タイタン戦に挑んだ。
【FF14】初見・初心者で行こう!極タイタン戦 - 遊びと人間